6月 26, 2020

次世代型接続のIPoE接続

投稿者: admin

IPoE接続の利用方法を解説してみます

IPoE接続サービスは、申し込みから約、1日から2日程度で、利用ができるようになります。
特に、工事や配線の必要もなくて、対応機器を設置して、サービスへのお申し込みをすれば使えるようになることが一般的です。

<参考>OCNの法人向けIPoE(固定IP対応)

では利用方法の3つのステップを順に確認してみましょう

STEP1:対応機器の準備・設置。

現在利用しているルーターなどの機器が、IPv6(IPoE)接続サービスに対応しているかを、確認します。
対応していない場合は、機器を用意する必要がでてきます。

STEP2:IPv6(IPoE)接続サービスを申し込みます。

それぞれのプロバイダによって流れはことなりますが、電話、またはオンラインでIPv6(IPoE)接続サービスを申し込みます。

STEP3:IPv6(IPoE)接続サービス利用の開始。

申し込みから、早ければ即日、多くのプロバイダでは、翌日にはIPv6(IPoE)接続サービスが利用できるようになります。
特に設定作業は必要ありませんが、機器が正しく設置されていないと、サービスが利用できません。

通常のプロバイダであれば、上記の3つのステップでIPoE接続が利用できるようになります。
IPv6(IPoE)接続で、より快適なインターネット環境を利用しましょう。

従来型のPPPoE接続

「PPPoE接続」は、従来型のインターネット接続回線方式であり、通常、インターネット回線を利用している人は、基本的に「PPPoE接続」で基地局から、プロバイダーを経由してインターネットに接続しています。

PPPoE(PPP over Ethernet)接続は、PPP(Point-to-Point Protocol)という通信方式の機能を使い、オフィスや、家庭で利用されている、ネットワーク上で利用できるようにしたものです。

PPPはモデムを使って、インターネットへ接続するときに使用される約束事であり、インターネットへ接続するときにIDとパスワードを入力して、接続する必要があります。

最初に設定しておくことによって、ID、パスワードは保存されて、接続するときに自分のIDとパスワードが、プロバイダへ自動的に、送信されて認証されるようになります。

IPoEは

IPoE(IP over Ethernet)は、企業内のLANなどと、同じ方法で直接インターネットに接続する方式です。

「IPoE接続」は、インターネット接続のためのIDとパスワードは必要ありません。
ID、パスワードが不要でも、契約情報をもとにして、回線側からインターネットへの接続に必要な情報が、ルーターへと流れるので、自動的に接続ができるようになっています。

そのために、接続はとてもシンプルですが、セキュリティが、弱いということもありません。
また、専用の通信機器も必要ではなく、ルーターやアダプターなどの設定も不要で、シンプルに、インターネットに接続することができます。

IPv6とかIPv4

インターネットへの接続するときには、自分のコンピュータへ、どんな情報が欲しいのかを、リクエストして、どこに情報を送ってほしいのかが、わかるように、自分のコンピュータの住所を、送る必要があります。

そのインターネット上の住所のように、利用されるのがIPアドレスであり、IPアドレスは「IPv4」と「IPv6」の2つの表示方式が、あります。
まずは、現在主流の「IPv4」と呼ばれている、IPアドレスの表示方式について解説します。

通常のIPアドレスは、この「IPv4」方式です。

IPアドレスは、インターネット上の住所のようなものであり、数字の羅列でコンピュータを識別しています。
この数字の羅列を、32ビットのデータで管理しているのが「IPv4」です。

インターネットが利用され始めた当初とは現在は随分と違い、今日ではさまざまなものに、コンピュータが利用されて、インターネットへと繋がっています。
「IPv4」で割り当てられる住所は、約43億個しかなく、利用ユーザーの人数が、増えて携帯電話や、家電製品などの、身の回りのさまざまなものにまで、IPアドレスを割り当てると、すぐにIPアドレスが足りなくなってしまいます。

そこで、IPアドレスの不足を、解消するために考えられたのが、次世代のプロトコル「IPv6」です。
「IPv6」も「IPv4」同様に数字の羅列で、インターネット上の住所を表しています。

数字で表すと、16進数でコロンで区切り、8つのフィールドで以下のような表示方法になります。
2001:ab25:1234:8c5d:0000:01ef:0000:0000
「IPv6」は128ビットのデータで管理されて、3.4×10の38乗個で、約340澗(かん)個になります。

1兆が10の12乗なので、340澗というのは紛れもなく途方も無い数です。
340澗個もあれば、IPアドレスが枯渇するということはないでしょう。

IPoE接続とPPPoE接続を比べる

IPoE接続は、PPPoE接続に比べると、よりシンプルに、インターネットへ接続できますので、特段にデメリットはありません。
IPoE接続は、従来の接続方式であるPPPoE接続と比較すると、おおまかに3つのメリットがあります。

1つ目のメリットは、ルーターやアダプターなどの、通信機器の設置が、必要なくて、よりシンプルに、インターネットへ接続できます。

2つ目は、セキュリティについてIDやパスワードによる認証が、不要であって、契約情報をもとに、回線側からインターネットへの、接続に必要な情報が、ルーターへと流れるので、自動的に接続できるようになっています。

3つ目は、IPoE接続とIPv6の組み合わせによって、インターネットの通信速度が、早くなることが期待できます。

一般的に、インターネット回線を、利用している人は、基本的にPPPoE接続で、基地局からプロバイダーを経由して、インターネットに接続しています。
PPPoE接続の利用方法ですが、接続画面へアクセスして、プロバイダから発行されたIDとパスワードを、入力することによって利用することができます。

現在、インターネット回線を利用している人の多くは、初めにPPPoE接続の設定を、すませていることになります。
PPPoE接続の、利用方法ですが、接続画面にアクセスして、プロバイダから発行されたIDとパスワードを入力することによって、接続ができるようになります。
PPPoE接続画面へのアクセスは、以下の2つの利用方法があります。

利用方法 1:ルーターでPPPoE接続する方法。

ルーターを経由して、インターネットへ接続する方法は、プロバイダから配布されたものか、自身で購入したルータに付属しているCD-ROMなどを読み込むと、設定画面がでてきます。
案内通り設定を完了して、IDとパスワードを入力するとPPPoE接続ができます。

利用方法 2:WindowsパソコンでPPPoE接続する方法。

Windowsパソコンの場合は、接続または、ネットワークのセットアップにて、「インターネットへの接続」を選んで、「ブロードバンド(PPPoE)」をクリックしてから、IDとパスワードを入力するとPPPoE接続をすることができます。